2012年10月31日

おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(20) (アフタヌーンKC) [コミック]
ひぐち アサ (著)
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やったー

コミック
出版社: 講談社
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2012年10月30日

銀の匙 Silver Spoon 5

銀の匙 Silver Spoon 5 (少年サンデーコミックス) [コミック]
荒川 弘 (著)

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コミック: 186ページ
出版社:小学館
サイズ:17.6 x 11 x 1.6 cm
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2012年10月29日

ふしぎなふしぎな子どもの物語

野上 暁, ひこ・田中

ひこ・田中が児童文化論を出した。
渾身の一冊!だよ。

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テレビゲームから、ヒーローもの、アニメーション、マンガ、活字、と、その評論対象は縦横無尽だ。
そうして大丈夫。
ゲームをやったことがない人、アニメを見たことがない人でも、大体の筋は追っていける。
子どもの世界は、本だけで作られているわけではないのに、児童文化の評論は、ほぼ、文学、活字、に限られている。
むしろ、活字以外は全否定という感じで、児童文学論は机上の空論か、単なるお遊びになってしまう。
でもそういう本が岩波からでたりするんだよね。
これは光文社新書である。
題名は「ふしぎなふしぎな子どもの成長物語」である。
司書は読んでおかなくてはいけない一冊だ。
というより、文学以外の知識を持たないで、子どもの世界に口を出してくる大人は全員読まなくてはいけない本である。これは読めるでしょう。
文字、で書かれているんだから。
※29日掲載の画像が「大人のための児童文学講座」になっておりました。
訂正しました。ごれんらくいただきありがとうございました。

単行本:321ページ
出版社:光文社
サイズ:21x13.8x2.2cm
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2012年10月26日

鳥に魅せられた少年

「鳥に魅せられた少年」小峰書店
ジョン・ジェームズ・オーデュボンの名前をご存知だろうか?

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去年ちょっと話題になった。
彼の描いた超有名な「アメリカの鳥」という図鑑が、書籍としては史上最高値をつけたのでー。
その本はアメリカの鳥の実物大の絵の図鑑で、全ページ手彩色なのである。
従って巨大。一メートル近くあるんじゃないかなぁ。
世界でもっとも有名な鳥の図鑑だ。
これはそのオーデュボンが18才のとき、父親にいかされたアメリカで(彼はフランス人です)渡りのあと、同じ巣に帰ってくる鳥は同じ鳥なのか?という謎を世界で初めて解いたときの話だ。
彼はひなの足に銀の糸を結びつけ、翌春その糸をつけた鳥がすぐ近くに巣作りしたのを見つけた。
それまで人々は冬のあいだ、鳥たちがどこでなにをしているのか知らなかった。
オーデュボンが考えたこの鳥の調査方法はいまだに使われているのだそうだ。
一度でいいからお目にかかりたいものです。「アメリカの鳥」ーー。

ハードカバー: 32ページ
出版社: 小峰書店
サイズ: 25.8 x 20.8 x 0.8 cm
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2012年10月25日

ビジュアル 地球大図鑑

ビジュアル 地球大図鑑 (ナショナル・ジオグラフィック)
マイケル・アラビー (著)
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写真では定評のあるナショナルジオグラフィックの地球の写真図鑑です。あらためて見ると、へぇ〜と思うところばかりです。地球は面白いよ。

単行本:256ページ
出版社:日経ナショナルジオグラフィック社
サイズ:30x23.8x3cm
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2012年10月24日

「よくわかる宇宙と地球のすがた」

国立天文台 (編集) 「よくわかる宇宙と地球のすがた」

「よくわかる宇宙と地球のすがた」
コンパクトでわかりやすい。
わりあいよくできた一冊だと思う。特に大人で知りたい人にはいいよ。
もちろん、小学校にもお勧め。

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出版社:丸善
サイズ:20.8x14.8x1.8cm
単行本(ソフトカバー): 160ページ
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2012年10月23日

イカロス君の大航海

「イカロス君の大航海」JAXA(宇宙航空研究開発機構)
ハヤブサ、のジャクサ、から“イカロス君の大航海”という絵本がでました。
イカロス、というのは、世界で初めての、太陽光を受けて飛ぶ、宇宙ヨットです。
やりたいことはわかる!
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「イカロス君の大航海」
JAXA(宇宙航空研究開発機構)編さん
出版社: 日経印刷 (2010/12)
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2012年10月22日

読む 知る 話す ほんとうにあったお話

読む 知る 話す ほんとうにあったお話 1年生 [単行本(ソフトカバー)]
笠原 良郎 (監修), 浅川 陽子 (監修)
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講談社から「読む/知る/話す/ほんとうにあったお話一年生」が出ました。
つまり、ドキュメンタリー短編集ね。
なかなかよくできてるよ。ほんとうにあった話を好む人は多いので、ひとりで読むのも、読んでやるのにもいいでしょう。
大人が読んでも面白い話が多いよ。
一年生ってことは、このあと六年生まで出るのだと思います。

単行本(ソフトカバー): 160ページ
出版社: 講談社
サイズ: 21 x 14.8 x 1.4 cm
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2012年10月19日

たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く

たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く [単行本]
石村 博子 石村 博子 (著)
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すんごく面白い本を見つけました。
中国で、九州の士族(つまりサムライね)とコサックのお嬢さんとのあいだに生まれ、日本に帰ってきてからサンボの世界チャンピオンになった、ビクトール・古賀のドキュメンタリーですが、サンボの話じゃなくて、彼が11 歳で、たったひとりで中国大陸を1000キロ歩き、引き揚げてきた話なんです。
それがちっとも暗くない。コサックのおじいさんに育てられて、野外で生きる知恵があったこともあって、悲惨なことは山ほどあるけど、極上の冒険小説なんだよ。
自分の知恵と勇気と用心深さで生き抜くことが、本人にも楽しいんだよ。
父親に、日本に帰るグループに入れてもらったんだけど、遊び仲間だったその連中に途中で放り出される……。
バカだよね、その連中も。こんな役に立つやつ、親切にしとけば何倍も恩返ししてくれるのに。

「日本人てね、とても弱い民族ですよ。打たれ弱い、自由に弱い、独りに弱い。誰かが助けてくれるのを待っていて、そのあげく気落ちしてパニックになる」
と、ビクトール氏はいっていますが、はぁ、昔からなのか、ちっとも変わらないなぁ、ですよ。
でもって、いいときはいいけど、悪いときになるとパニクって、どうしていいかわかんなくなって、うさばらしに弱いものいじめ始めるんだよね。

読みやすいので、中学生でも読めると思います。

単行本: 354ページ
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング)
サイズ: 19.2 x 14 x 3 cm
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2012年10月18日

鳥獣戯画 (新・おはなし名画シリーズ)

鳥獣戯画 (新・おはなし名画シリーズ) [大型本]
西村 和子 (著), 辻 惟雄 (監修)
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「鳥獣戯画」が載った教科書を使っている学校には朗報です。
絵本のかたちで出てました。
文章少なく読みやすいです。

大型本: 32ページ
出版社: 博雅堂出版
サイズ: 33 x 26 x 1 cm
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2012年10月17日

ことば点描 [単行本]

ことば点描 [単行本]
外山 滋比古 (著), 石橋富士子
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外山滋比古の「ことば点描」が大修館からでたので読んだら、これがすんばらしく面白い。
たとえば国語の時間に、どこからどこまでが段落なのか困惑するのは、日本語にはもともと段落がないからだ、とか、場所が変われば言葉の意味も変わる“地理的視点”も必要だ、とか、原文に忠実!原文に忠実!と叫ぶことが、文学の理解を浅薄にしている、とか、新しい時代の新しい読者(第五人称、ということばを外山さんは使っておられますが)に認められないものは古典にはなれない、つまり、時間軸の考え方が必要だ、とか、を素人でもわかる、やさしい日本語で説明してくださるのである。
いままでぼんやりと感じていたことが、言語化されることで明確になって、すっきりした、とてもいい気持ちになった。
やっぱり、昔の学者は違うよ。
いま、こういうこといっても通じない、というか、いってくれる人、いないよね?
学者、という人たちは、どこにいったんだ?

と同時に、やっぱり児童文学の関係者というのは教養がない人が多いんだなぁ、ということを感じてちょっと悲しくなった。
“原文に忠実なものを”とか、まだいってるよねえ。
確かにいい本だけど、今はだめだ、といってんのに、まだ、それを読め、と頑張ってたり……。

あぁ、そうそう、読み聞かせ、耳から聞く文学、についての章もあるから、子どもの本関係者は一回は読んでおいたほうがいいよ。
目からうろこ、のことがいっぱい書いてあったからあるから。

単行本:178ページ
出版社:大修館書店
サイズ:18.8x13x1.4cm
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2012年10月16日

テルマエ・ロマエV

テルマエ・ロマエV (ビームコミックス)
ヤマザキマリ (著)
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でました!
「テルマエ・ロマエ」の五巻!
ただし、ローマ数字のXを使っているので、わかりにくいっちゃあわかりにくいですけどね。
ローマの浴場技師の物語…いよいよ佳境に入る!

コミック: 194ページ
出版社: エンターブレイン
サイズ: 18 x 12.8 x 2 cm

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2012年10月15日

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) [文庫]

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) [文庫]
レイ ブラッドベリ (著), 宇野 利泰 (翻訳)
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レイ・ブラッドベリが亡くなったので追悼文庫が何冊かでています。
でも、もう少しお洒落な、素敵なブラッドベリ本出ないかしら、とは思うのですが、とりあえず図書館員は「華氏451度(だったと思う、私数字弱いからもし間違ってたらすまん)」だけは読んどいてね。
司本には危険なことが書いてあるから、と、本を見つけしだい焼きにくる、のがファイアマン(本当は消防士の意味だが)という世界の話で、本というものがどういうものなのか、なぜ本が必要なのかを知的に叙情的に歌い上げた名作です。
文字を読むのがめんどくさい人は、映画でもいいよ。

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) [文庫]
文庫: 338ページ
出版社: 早川書房
サイズ: 14.8 x 10.6 x 1.6 cm
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2012年10月12日

トータル・リコール (ディック短篇傑作選) [文庫]

トータル・リコール (ディック短篇傑作選) [文庫]
フィリップ・K・ディック (著), 大森 望 (編集), 大森望 (翻訳), 浅倉久志 (翻訳), 深町眞理子 (翻訳)

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でました!
て、今週こればっかりだなぁ。
早川書房がフィリップ・K・ディックのシリーズを新しい装丁でだしたんですが、それが超ー、カッコいい!
読むか読まないかわかんないけど、これなら、中学や高校の図書館入れられるよ!というデザインセンスの良さ!といっても、やっぱりまだ、ディックなんかい、SFはディックで止まってるなぁ、という感は否めませんが、でもありがたい!
センス、いいな〜!

文庫: 448ページ
出版社: 早川書房
サイズ: 15.6 x 10.9 x 2.3 cm
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2012年10月11日

三国志早わかりハンドブック [単行本]

三国志早わかりハンドブック [単行本]
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渡辺 仙州 (著) 三国志早わかりハンドブック、偕成社偕成社版「三国志」の訳者とイラストレーターによる解説本です。このシリーズ、翻訳がめっちゃうまくてよかったから、これもいいと思うよ。

単行本: 196ページ
出版社: 偕成社
サイズ: 18.8 x 13 x 2 cm
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2012年10月10日

ガラスの仮面 49

ガラスの仮面 49 (花とゆめCOMICS) [コミック]
美内すずえ (著)
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「ガラスの仮面49」新刊!
やっと相思相愛になったのも束の間、性格の悪い婚約者がおかしくなって、真澄さん、大ピンチ!
でもそのおかげで、紅天女は完成に近づくぞ!

コミック:192ページ
出版社:白泉社
サイズ:17.6 x 11.4 x 1.6 cm
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2012年10月09日

日本のお米、日本のご飯

日本のお米、日本のご飯 The Japanese Rice Cooking Book
(講談社のお料理BOOK) 土井 善晴 (著)
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お米の本でいい本見つけました。
料理研究家の土井先生の本で、写真もデザインもきれい。
なにより、たんぼで米を作るところから始まって、
最後は料理のレシピまで、米とご飯について、全方向から書かれています。
これ作っているとき、編集者、楽しかったろうな、
と思わせてくれる本です


単行本: 96ページ
出版社: 講談社
サイズ: 21.6 x 20.8 x 1.6 cm
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2012年10月05日

世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか

世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか [単行本]
山本 美香 (著)
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出ました、というか、再販?
この前亡くなった戦場カメラマンの
「戦争を取材する」
きわめて真面目で真摯な、私がなぜ、戦場でカメラを回すか?
という問いへの答えです。
子ども用の本ですが、大人のかたにもいいでしょう。

単行本: 194ページ
出版社: 講談社
サイズ: 19 x 12.6 x 2.4 cm
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2012年10月04日

世界動物大図鑑―ANIMAL DKブックシリーズ

世界動物大図鑑―ANIMAL DKブックシリーズ
デイヴィッド・バーニー (編集), 日高 敏隆 (編集)
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シルバーバック社、というところから、アニマル図鑑シリーズ、出ました。
DKの図鑑に比べるとやや堅実、なイメージですが、小学校は、買い、だと思います。
ハードカバー: 624ページ
出版社:ネコ・パブリッシング
サイズ:31.4 x 26 x 4.8 cm
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2012年10月03日

てんやわんや名探偵

てんやわんや名探偵 (ミルキー杉山 あなたも名探偵) [単行本]
杉山 亮 (著), 中川 大輔 (イラスト)
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杉山亮氏と中川大輔氏のコンビの人気シリーズ“めいたんてい”の新刊が出ました。
「てんやわんや名探偵」だんだん、タイトルが覚えられなくなってきた(笑)。買ってね。

単行本: 142ページ
出版社: 偕成社
サイズ: 21.4 x 14.6 x 2 cm
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2012年10月02日

金星樹

金星樹 佐藤史生セレクション
佐藤史生 (著)
「金星樹」出ました!
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ロマンチックSFの日本代表作品です。
この話だけは、以前SFセレクション作ったときに入れさせていただきました。
そのときにお会いしとけばよかった、とこれは後の祭りですが、まさか、60才でお亡くなりになるとは夢にも思わなんだもんなぁ。
ペンタッチはともかく、話自体はちっとも古くなってない、スケールの大きなSF作家だったよなぁ、とつくづく思うよ。
ただ、版元が復刊ドットコムなんで、取り扱わない本屋のほうが多いと思う。
棚に並んでないとあることすらわかんないからね。
「鬼追う者」(日本最高のファンタジーだと思う)までこの企画、つぶれないでほしいから、みんな買ってね。図書館も買ってね。
「バビロンまで何マイル」も欲しいなぁ。


コミック: 235ページ
出版社:復刊ドットコム
サイズ:18.2 x 13 x 2.4 cm
佐藤史生 (著)
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2012年10月01日

そこに僕らは居合わせた―― 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶

そこに僕らは居合わせた―― 語り伝える、ナチス・ドイツ下の記憶 [単行本]
グードルン・パウゼヴァング (著), 高田 ゆみ子 (翻訳)
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「最後のこどもたち」「見えない雲」の著者、グードルン・パウゼヴァンクの新刊がでました。
「そこに僕らは居合わせた」
ナチス政権化のドイツで、子どもたちにどんな教育がなされたのか、これまで日本にはあまり知らされていなかったと思いますが(それをいうなら日本もだが)すごいよ。
小学生は、ユダヤ人は悪人だというお話を聞かされ、教科書で!優秀な人種とそうでない人種がいる、と教えられた。
"大ドイツがロシアまで領土を広げたら、彼らは戦後ドイツ人の使用人となる運命だ。支配者であるドイツ人に従属し、作男や下女として働くことになるだろう"というのが、主人公の父親の口癖だった……。
敗戦時、パウゼヴァンクは17才、熱狂的な軍国少女、ヒットラーの信奉者だったそうです(それを疑うようになったエピソードも入ってます)。
それが崩壊したあと、それを受け入れられなかったドイツ人はどうなったんだろう?
特に男の人って?

パウゼヴァンクはもう80代後半……年寄りだからこそ、過激に生きていいのよ、というあとがきのセリフまで凄いです。
この三冊、訳してくださって、本当にありがとうございました。
訳者のかたにも、お礼を言わなくちゃねっ!

単行本:248ページ
出版社:みすず書房
サイズ:19.2x13.6x2.2cm
posted by 本の探偵 赤木かん子 at 08:00| 月刊誌・雑誌・名作・評論・他